アクエリオンEVOL 最終話~ディレクターズカット~ その1 | アニメとゲームな日常

アクエリオンEVOL 最終話~ディレクターズカット~ その1

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ZEN「刮目せよ! ここからは新たに綴られし神話の最終章!」

アマタ「くっ…ミコノさんを返せぇぇえええ!」

アマタ「無限パァァァアアアンチ!!」


ゼシカ(ミカゲ)『無限?フンッ』

怒号と共に勢いよく放たれた毎度おなじみアクエリオンの必殺技。スパロボで本当にお世話になるあの技だ。しかし、突如現れたAAQの前に出現した掌によりそれはあっけなく弾かれる。そしてあろうことかその掌から“無限拳のようなモノ”が伸びていった。

カイエン「奴も無限拳を!?」

ユノハ『でも、どこか変です!』

ゼシカ(ミカゲ)『ふっ…フフフ……』

第2、第3の掌が出現し、EVOLの両腕を掴む。そしてまた掌から腕が伸び始める。どうも順序がおかしい。一般的にパンチといえば、腕を前方に突き出したり、上下左右いずれかの方向から振り回したりして拳を相手の体にぶつけることにより、殴打によるダメージを与える技のハズである。つまり『腕→拳』。しかしAAQ(エンシェントアクエリオン)から放たれる無限拳は『拳→腕』の順で発生している。

アマタ「パンチが先に!?」

カイエン『原因と結果の逆転!?奴のパンチは因果律を超えているのか?!』

ゼシカ(ミカゲ)『翅犬如きが無限を語るなど笑止。神の力こそ無限。いかなる場所にも現れ、いかなる時でも祝福を与える!』

神 来 無 限 掌
INFINITE PALM OF THE BUDDHA

さらに掌は増え、右足、左足と拘束され、完全に身動きが取れなくなったEVOLに強烈な電撃が放たれた。

ユノハ「きゃぁぁあああああ!!」

カイエン「がぁ…ああ…!!」

アマタ「あぁぁ…ぐっ!!」

―――
???

カグラ「ッ! ここは…?」

ミコノ「」

カグラ「シルフィ!」

カグラは謎の空間で目を覚ました。辺りを見渡すかぎり、見知った場所ではないようだ。最後に天井を見上げた時、自分の愛する者の姿を確認する。ミコノ(シルフィ)だ。なんとか近づこうと階段をひたすらに上り続けるが、一向に近づく気配はない。ならばショートカットだと階段から階段へ飛び移り、なおも走り続けるカグラ。だが、やはりその距離は縮まらない。

カグラ(どうして辿り着けない!? どうして…お前に!!)

ミコノ「」

カグラ「シルフィ!」

スゥゥゥ…

カグラ「ッ!? うわぁぁあああアアア?!」

突如として上っていたハズの階段が姿を消した。いきなりだったせいか、天井を見上げ続けていたせいか、カグラはその変化に対応しきれず、真っ逆さまに闇の中へと落ちていった。

―――
???

カグラ「ぐっ!? うぅ…くっそォ…!」ズキズキ

落ちた先は別の空間だった。カグラは落下時の痛みを堪えながら周囲を見渡す。するとその先に見覚えのある人間の姿を発見した。

ゼシカ「うっ…ぅぅ……こんなふうに、アマタを、苦しめる合体なんて…嫌…」

カグラ「お前は…」

ゼシカ「ここはミカゲの『心の迷宮』。お願い、私を殺して!」

カグラ「何!?」

ゼシカ「私が死ねば、ミカゲは『太陽の翼』を操ることが出来なくなる」

アクエリオンはベクターと呼ばれる3機のベースマシンとその3人の搭乗者(エレメント)の精神が合体することによって初めて形を成すロボットである。ミカゲはその機体の1つを操るためにゼシカの身体を支配していたのだ。おそらくゼシカは自身が死ぬことで支配を脱し、合体を強制的に解除してやろうと考えたのだろう。

ゼシカ「私、馬鹿だからさ。ミカゲを止める方法…他に思いつかないんだ。ミコノを失えば、アマタが悲しむ…私はアマタを悲しませたくない…」ポロポロ

カグラ「ッ!」

ゼシカ「お願い…!」

愛する者の悲しむ顔を見たくないがために自分の命を惜しげもなく差し出すゼシカ。その強い想いに打たれ、カグラはゼシカの願い通り、彼女を殺めようとそのか細い首を絞め始めた。

―――


ユノハ『もうダメですぅぅぅ!』

カイエン『合体が…解除される……!?』

直後、EVOLを拘束していた掌が消え始め、同時に電撃も失せる。ゼシカの思惑は当たったようだ。彼女が死ぬ寸前のせいか、ミカゲと同調しているゼシカの腕が消えかかっている。

ゼシカ(ミカゲ)『ぐっ…余計なマネをォ!』

―――
心の迷宮

カグラ「……」ググッ

ゼシカ「…さよなら……アマタ…」

カグラ「……やめた」スッ

ゼシカ「げほっ……どうして?」

カグラ「お前、アマタなんかのために死なすのは、惜しいぜ」キリッ

ゼシカ「…へ?」キョトン

あれ?なんか変なフラグが…?

―――


ゼシカ(ミカゲ)『ちっぽけな翅無し共め…貴様等の身体など、もはや必要ない!』

そう言うと、ミカゲは眩い光を放ちながら自分の本当の姿を曝け出した。と同時にゼシカを支配・拘束していた心の迷宮が消えうせ、中に居た二人は2体のアクエリオンが戦っている空へと放り出されてしまう。

カグラゼシカ「「うわぁぁぁああああ!?」」

ミカゲ『真実の太陽の翼…それは元々、太古の神々が一人で纏っていたもの。一度目覚めさせることが出来たなら、エレメントは呪われし花嫁と私だけでいい』

―――
空(現在2名ほど落下中)

カグラ「逆さまァ!!」パァー

ゼシカ「超念転!!」パァー

カグラのエレメント能力『逆さまの力』。どこぞの学園都市第一位を思い出してしまうかもしれないが、あくまで出来るのは逆さまにすることだけである。たとえば能力発動中のカグラのどてっ腹にパンチをお見舞いすると、その勢いが跳ね返るのではなく、殴った本人の腹が殴打されたように痛くなったりする。余談だがこの能力には副作用があるらしく、普段の言動にも影響が現れるらしい。特に好きな女の子の前では良い匂いを臭いだの好きを嫌いだのかなりメンドクサイことになってしまうのだ。

ゼシカのエレメント能力『衝撃力』。その用途や後に習得する『捻れ』の力からこの子が実はシルヴィアじゃね?と思う人もいたがそんなことはなかった。正直ガッカリである。なお、ゼシカとミコノでは圧倒的にゼシカの方が人気が高い。主に大きなお友達票の大半はゼシカに向かうそうな。なんで?決まってるやん、純情だし一途だし。

ちなみに落下中のカグラとゼシカは、二人のエレメント能力を落ちる先の宙に浮かぶ物体にぶつけることで落下の衝撃を相殺し、なんとか無傷で着地することに成功した。

ミカゲ『今!復讐のウェディングベルを鳴らす!』

カイエン「ッ!?」キュピーン

カイエンのエレメント能力『絶望予知』。それは将来起きる悪い出来事を映像化する未来視能力である。それが突如発動し、いつも見る漆黒のウェディングドレスを着た妹『ミコノ・スズシロ』とその隣に立つカグラを映し出した。しかし今回はそれだけに止まらなかった。そのカグラの横顔がミカゲのものへと変貌したのだ。

カイエン「絶望予知が…書き変わった!?」

ミカゲ『この憎き女の身体を奪い、私は…新たな世界を生み出す創聖の神となる!!』

ミカゲ『目覚めよ…もう一つの太陽!』


アマタカイエンユノハ「「「うわぁぁぁああああ!!」」」

AAQの背中から『太陽の翼』が生え、強烈な光が放射された。その光は衝撃と伴い、EVOLを吹き飛ばす。EVOLは先の攻撃でダメージが蓄積されていたためか、その衝撃に耐え切れず合体が解除されてしまった。

アマタ「カイエン!ユノハ!」

カグラ「黒い太陽だと!?」

―――
ネオ・ディーヴァ 司令部

オペ男「世界各地で気温上昇!海水面下降!あらゆる河川、湖沼の水位が下がっていきます!」

クレア「太陽の翼…全てを干上がらせる灼熱の炎」

アンディ「くっ…MIX!」

MIX「うん!」

―――


アマタ「このままじゃ世界が…でも、ベクターじゃ奴には対抗出来ない!」ギリッ

アンディ「アマタ!合体すっぞ!」

アマタ「はっ!アンディ!」

MIX『久しぶりの合体ね!アマタ!』グッ

アマタ「MIX…帰ってきたのか!」

合体解除と同時に弾き出されたカイエン・ユノハの代わりにアンディとMIXがベクターに搭乗することで再合体の条件が揃った。ちなみにMIXだが、敵の洗脳により一時的にアマタ達と敵対関係にあったのだ。“帰ってきた”とはつまりそういう意味である。


―――
ネオ・ディーヴァ 司令部

♪~♫~~♪~♬~~♪~♩♩~

カイエン「この曲…まさか!?」

ドナール・スオミ「「シュレード!?」」

グラサン「シュレードの乗っていた機体に間違いありません!でも、生体反応は…」

クレア「っ……」

カイエン「くっ…」

エイ・チャン「新たなベクター反応!ゼシカが乗り捨てたベクターイクス、健在です!」

ドナール「ぐぅ! これで予備のベクターが2機!」バチィ

スオミ「後1機揃えば…」

???「おおっと!俺を忘れてもらっちゃ困るぜ!ベクターゼド、モロイだ!」

モロイ『南国生まれの俺にとっちゃ…灼熱の太陽は友達みたいなモンだぜェ☆』

スオミ「これで3機揃った!」

クレア「カイエン、ユノハ、再出撃!エレメント・チェンジ!モロイに代わって…私が行きます!」ファサ

モロイ『えー!?』ガーン

哀れモロイ…。

スオミ「クレア理事長…」

ドナール「無茶だ!それなら俺の方が!」ダンッ

クレア「ドナール、スオミ…必ず生き残って。もしもの時は、次の時代のアダムとイブになるのですよ」

ドナール「えー!?」ガーン

スオミ「っ…はい!承知しました!」ポッ///

ドナール「え゛え゛ぇぇぇぇぇ!?」ガビーン

そしてここに、なんだかよく分からない理由でカップルが誕生した。

クレア「カイエン!ユノハ!我に続けぇ!」

カイエンユノハ「「了解!!」」

学園長、いえ司令「…いってらっしゃいませ!」

―――
AAQ内部

♪~♫~~♪~♬~~♪~♩♩~

ミコノ「……この曲、シュレード!?」

―――


???『君に俺の代わりが勤まるか、少々不安だけどね』パァー

カイエン「…っ!」

シュレード『頼むよ、親友…』

カイエン「シュレード……ッ!」キッ

クレア「っ!」キッ

先の戦いでアマタ達を救うために命を落したシュレード。もう居ないハズの彼の声は、彼が愛したピアノの旋律に乗り、たしかにカイエン達の耳に届いていた。その声から温かく、優しく、それでいてとても強い彼の意志を感じる。まるでベクターに乗る皆に勇気と力を与えようとするかのように。

ユノハ「私、守りたい!ジン君の生まれた星も地球も!」

タマ「」ペコリ

カエル猫の人形が勝手に動いたが、華麗にスルーするユノハであった。

アマタ「シュレード…魂の旋律で俺達を助けてくれるのか!」

クレア「さぁ!いきましょう!」

カイエン「大切な仲間を!」

アンディMIX「「大切な相手を!」」

ユノハ「……大切な人を!」

アマタ「大切な想いを!」

カイエン「行くぞ…シュレード!」

カイエン「神友合体!Go!!アクエリオォォォオン!!!」

神友合体
GOD FRIENDS

♪~♫~~♪~♬~~♪~♩♩~

カイエン『おぉぉ…感じる!友の魂を!こんなに近くに!』ビクン

シュレード『そう、感じる。お前の…そして皆の魂の調べを!』ビクン

アンディ『そして!繋がっていく!』ビクン

MIX『失われた心の穴も埋められてゆく…!』ビクン

アンディ『少しずつ…』

MIX『一歩ずつ!』

クレア『これこそが不動の求めていた…時を越え、共に神話を描くということ!』ビクン

カイエン「アクエリオン・ゲパーダ!!」

シュレード『さぁ、共に戦おうカイエン!』

カイエン「……行くぞ神友!!」キュピーン

友を超え、さらに親友を超えた先、神友(しんゆう)の境地へ辿り着いたカイエンとシュレードの強い想いに共鳴し、アクエリオンが新たな形態を覚醒させた!

\うぉぉぉおおおおお/

ミカゲ『ふっ……無駄なことを!』パァー

ミカゲが両手を構えるとAAQの周りに無数の掌が出現した。イメージが着きにくい人は『HUNTER×HUNTER』の百式観音・九十九の掌を想像するといいかもしれない。

アマタ「何!?」

カイエン「くっ!?」

シュレード『面白い!』ググッ

AAQの掌の指爪がまるで刀身の如く伸び、変則的な斬撃がアクエリオン・ゲパーダへ襲い掛かる。しかしそれを華麗に受け流すゲパーダ。

シュレード『今だ神友!』

カイエン「オーケィ!」

ゲパーダの反撃。両肩のビーム砲が掌を捉える!

カイエン「やったか!」

シュレード『っ……後はよろしく』スゥー

カイエン「ッ!?シュレードォ!!」

なんとか一つ潰すことには成功した。しかし、いまだ無数にある掌は縦横無尽に飛び交い、ゲパーダを少しずつ追い詰めていく。

カイエン「囲まれた…」

クレア『テレポート!』パァー

クレア『はっ!ずぇいっ!』シュン!シュン!


カイエン「理事長!?」

クレアのエレメント能力『瞬間移動』。これは前作『創聖のアクエリオン』で『リーナ・ルーン』が得意とした能力の一つだ。しかし当のクレアがリーナの転生した存在なのかどうかは定かではない。なんとか攻撃をやり過ごすことに成功したゲパーダ、一方でEVOLもまた同様に無数の掌による攻撃に苦戦を強いられていた。

アンディ「なんのぉ……!」

アンディMIX「「そぉ~れぃ!!」」パァー

アンディMIX「「穴!穴!穴ぁぁあああ!」」ポポポポーン!

アンディのエレメント能力『穴能力』。名前の通り穴を開ける能力だ。その能力にMIXの力も合わさり、次々襲い掛かる掌に片っ端から風穴を開けてゆく。そして少しずつAAQに近づいてゆき、ようやくEVOLとゲパーダは合流することが出来た。

カイエン「うぉぉおお!神友(とも)に捧げる!」

カイエンユノハクレア「「「奏聖葬送曲(そうせいのレクイエム)!!」」」

奏聖葬送曲
TRINITY REQUIEM

その掛け声と共にゲパーダの両肩のビーム砲とかざした剣が輝き始め、その光が切先の一点に集約していった。それはさらに眩く、強く輝きを増していき、特大のビームを形成しAAQを守る無数の掌へと襲い掛かる!

\ズドドドドド/

クレア『はぁ、はぁ……年甲斐もなく張り切りすぎました』

カイエン「年甲斐!?」ガーン

掌を一掃したゲパーダの奏聖葬送曲。先の戦闘でのテレポート能力の多用に加え、奏聖葬送曲による大量のエレメント消費がたたり年寄りくさい発言をするクレア。いやいやあなた、どう見てもロリロリの可憐な少女にしか見えないのですが!?

アマタ「うぉぉぉおおお!!」

ミカゲ『小賢しいマネを!』

隙を突き、一気に距離を縮めようとするEVOL。しかしそれに気づいたミカゲはAAQから無数の光線を繰り出してきた。

MIX「空間補填!」パァー

MIXのエレメント能力『空間補填』。自身が「穴」と認識した箇所を埋めることができる力である。今まさにAAQの光線により無数の穴を開けられてゆくEVOLだが、その力により次々とその穴が塞がってゆく。ついでに戦闘の汚れもどこかへ消えていってるワケだが、それはまぁ彼女なりのサービスなのだと解釈しておこう。

アマタ「諦めるもんか…諦めるもんかぁぁあアアア」

ミカゲ『フン、何度も何度も傷ついて、それでも立ち上がって、そんなにあの女が欲しいか?それも、ここで終わらせよう!』

AAQを守護していた無数の掌が今度は地球のあらゆる場所に出現し始めた。それらは次々と大地に深く突き刺さってゆく。まるで地に根を張る植物のように。そして少しずつ、ほんの少しずつ大地はAAQの方へ引っ張られていった。

クレア「っ!?2つの星が強引に引き寄せられていく?!」

“2つの星”とはアマタ達が暮らすヴェーガとミカゲやカグラ達が生きるアルテアを指す。この2つは元々一つの星、地球であったが、一万二千年前の戦いの影響で、互いに並行宇宙・異次元に存在する別々の惑星へと分かれたハズだった。しかし今、AAQの力により同じ次元に引き寄せられてしまったのだ。そして当のAAQは掌によってヴェーガから吸い上げた光を吸収し、みるみる巨大化していった。

アマタ「星の命を吸い取っているのか!?」

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