アクエリオンEVOL 最終話~ディレクターズカット~ その2 | アニメとゲームな日常

アクエリオンEVOL 最終話~ディレクターズカット~ その2

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『行くぜ!友よ!!』
『人と天翅と!!』
『この星の…!!』

『『『新たなる創聖のために!!!』』』

―――
???

ミコノ「っ!あなた達は…一万年と二千年前の!」

???『…はぁ、懐かしい匂い』スー

ミコノ「アポロ…?アポロなの!?」

???『悲しまないで。大切な、未来の妹』

ミコノ「お兄ちゃん…?」

???『天翅と翅無しの間に生まれ、私を苦しめ、そして救った…』

ミコノ「っ!頭翅…!」

ミコノが迷い込んだ空間には巨大な結晶が並べられていた。そしてその中に直接会ったことはない、でも懐かしい人達の姿を見つける。

『アポロ』一万二千年前、ミコノがまだ『シルヴィア』として生きていた時代、2人は戦いの中惹かれあい、互いを意識する関係となっていった。しかし天翅との最終決戦の末、地球の崩壊が始まってしまう。アポロはそれを食い止めるため人柱となることを決意する。結果、アクエリオンが繰り出した無限拳により地球はなんとか繋ぎとめられるが、アポロとアクエリオンは地球の中心で共に永遠の眠りへつくこととなってしまった。偏に愛する女性とその世界を守るために。

『シリウス』人と天翅、両方の血を受継いだハーフ。ミコノの言うように、一万二千年前ではシルヴィアの兄として存在していた。彼もまたアポロと同じくアクエリオンに搭乗し、星を救うための人柱となり永遠の眠りについた。ここだけの話、2期全般に渡ってシリウスに関する話が全く出てこなかったため、1期を知らない連中からすると「誰だコイツ?」的な扱いを受ける可哀相な兄貴である。

『頭翅』一万二千年前、否、二万四千年前から『アポロニアス』を愛し続ける一人の天翅。しかしその想いは成就することはなかった。一万二千年前ではシルヴィアに、二万四千年前ではシルヴィアの過去世『セリアン』によって愛する者を奪われてしまったからだ。そして現代、今回もミコノによって愛する者を奪われた…かと思いきや、アポロとその転生者アマタは実はアポロニアスではなく、翅犬ポロンであったことが明かされる。ようやく愛するアポロニアス(当時のアポロ)と一つになれたと思ったのに、なんやねんこの仕打ち!?溜まりに溜まった鬱憤が爆発し、その結果生まれたのがミカゲという、このアニメにおいて一番不幸な存在である。

ミコノ「ごめんなさい…私、やっと思い出した。私のせいで、私が頼んだせいで、犠牲になって…」グスッ

シリウス『謝ることはない。お前も私達もあの時出来る精一杯のことをしただけ』

アポロ『それに約束通り…俺達、またこうして出会えたんだから!』

ミコノの前にアポロ・アマタ・カグラの幻が現れる。「運が良かったら…一万二千年後に、また会おうぜ!」アポロがシルヴィアに遺した最後の言葉。その言葉通り、アポロはアマタ・カグラとして、そしてシルヴィアはミコノとして再び出会うことが出来たのだった。そう、一万と二千年の時を越えて。

ミコノ「っ……アマタ君!」ポロポロ
シルヴィア『アポロ!』

頭翅『人と天翅が、繋がれたのだから』
???『……』ゴゴゴ…

ミコノ「えっ…」ビクッ

感動の再会も束の間、頭翅が語りだした途端にその背後からどす黒い何かが姿を現した。

???『一度ならず二度までも…私から愛する者を奪った憎き女めェ!!』

ミコノ「きゃぁぁああああ!?」

ZEN「畏れるな!」

ミコノ「っ!?不動総司令!」

ZEN「それは、愛に生きる頭翅が切り離してしまった“心の影”」

ミコノ「心の影……ミカゲ!?」

ZEN「目を背けるな。お前にはまだ見るべきことがある。畏れを越えて真実に触れろ。今のお前ならきっと…」スゥー

ミカゲ『アポロニアス…アポロニアス……アポロニアスぅぅぅううう!!』

不動ZENが消え、ミカゲの叫びが響き渡る。ミコノが振り向くと、そこには哀しみを帯びた表情で落下するミカゲの姿があった。

―――
AAQ内部

ミカゲ『アポロニアス…君の愛する者共を全て焼き尽くしてあげよう!』

アマタ「うぉぉぉおおおおお!!」

MIX「うわぁぁあああああ!?」

アンディ「MIXぅ!!」ガシッ

AAQの掌から太陽光にも似た激しい光が照射された。アポロ達はヴェーガを守るためにEVOLを盾としてそれを一手に引き受ける。しかし、あまりに強すぎる熱線に耐え切れず、MIXとアンディが脱落。再び合体が解かれてしまった。

ゼシカ「合体が…」

カグラ「たった一撃で…」

クレア「まずい!!」

合体の解除により再びヴェーガへ降り注ぐ熱線の余波。その先には運悪くゲパーダの姿があった。回避しようとクレアはテレポートを試みるが、気づくのが遅すぎた。なんとか地上にテレポート出来たは良いが、ゲパーダはかなりのダメージを受けてしまい、合体が解除されてしまう。そして空にはAAQとアマタの乗るベクター1機が取り残された。

アマタ「うわぁぁああああ!!」

ゼシカ「アマタ!?」

カグラ「ミカゲめ…俺達も行くぜ!力を貸せ!どん底女ァ!」

ゼシカ「ッ!…オーケー!この糞男!」

カグラゼシカ「「はぁぁぁあアアア!!」」

力を合わせた2人は光の粒子となり跳躍を開始する。そしてアンディ、MIXに代わりベクターへと搭乗。なんだ…この2人のフラグ建設力は!?

ゼシカ『アマタ!』

アマタ「っ!?ゼシカ?カグラお前?!」

カグラ『細けェことは後だ!』

ゼシカ『お願い…一緒に守らせて!ミコノを…この世界を!』

アマタ「ゼシカ……ごめん…」グスッ

ゼシカ「馬鹿アマタ、ここはゴメンじゃないでしょ?」グッ

アマタ「……ありがとう、ゼシカ!」

カグラ『ったく、抜けた野郎だぜ。こんなどん底女泣かせやがって!』

ゼシカ「……行くよ少年!純愛合体!」

カグラ「うぉぉぉああアアア!!」

アマタ「アクエリオォォォォオオン!!!」


アマタ『あぁ…強さの中の優しさが!』ビクン

カグラ『弱さの中の熱さが!』ビクン

ゼシカ『たまらなく愛おしい!!』ビクン

アマタカグラゼシカ「「「アクエリオンEVOL!!」」」

―――
精神世界

頭翅『アポロニアス…アポロニアス……』
ミカゲ『アポロニアス…アポロニアス……』


ミコノ「これは……!?」

眼前に映し出される映像。かつて頭翅だった者がもう一人の天翅『アポロニアス』と共に宙を舞う姿。それはとても楽しそうで幸せそうな顔だった。

頭翅『アポロニアス…アポロニアス……』
ミカゲ『アポロニアス…アポロニアス……』


ミコノ「こんなにもアポロニアスを愛し…裏切られ、傷つき、憎しみを抱いて……それでも…」

しかし、その幸せも長くは続かなかった。愛する人と剣を交えなければならない運命。愛する人の傍らに寄り添う汚らわしき翅無しの女。絶望。磔にされる愛した人。そして剣をとり、絶叫しながら愛した人への刑を執り行おうとする己が姿。映像は少しずつ悲惨なものへと移り変わっていった。まるで頭翅の中に蓄積されてゆく哀しみや憎しみを表現しているかのように。

頭翅『アポロニアスぅぅぅううウウウ!!!』ミカゲ

ミコノ「…っ……」グスッ

頭翅『…あい、愛している……』ポロポロ

ミコノ「っ…そうなんだよね、こんなにも…こんなにもぉ!」ポロポロ

―――
AAQ内部

ミカゲ『もうすぐ、もうすぐだ…!』

ミコノ「ごめんなさい…私、ずっと目を逸らしていた」

ミカゲ『ッ!?』ピクッ

ミコノ「愛する者をあなたから奪ったその罪から。そしてあなたの哀しみから…!」

ミカゲ『ッ!何を今さら!』ギリッ

ミコノ「私のことはどうしたっていい!だけど…この世界の皆は助けてあげて!」

ヴェーガとアルテア、2つの星を衝突させ、その星に生きる全ての生命を消し去ろうとしていたその時、ミコノは精神世界から帰還し、ミカゲに謝罪と説得を試み始めた。しかし、この程度でミカゲの怒りと恨みが治まることはない。むしろ逆効果だ。

アマタ「ミコノさぁぁあああああん!!」

ミコノ『アマタ君!来ちゃだめぇぇ!!』

アマタカグラゼシカ「「「うぉぉぉおおアアア!!!」」」

ミコノ『お願い!皆逃げて!』

アマタ「そんな!?ミコノさんを見捨てるなんて…!!」

ミコノ『私今度は“見送らない”から!!』

アマタ「ッ!!」

ミコノ「私が繋ぐから…愛と哀しみに引き裂かれてしまった魂を、私が繋いでみせるから!」

ミカゲ『おのれ……戯言をぉぉオオオ!!』

ミコノのエレメント能力『繋ぐ力』。エレメント同士を繋ぎ合わせることで、その能力・感覚を増幅させることができる触媒となり得る。そして今、彼女は自身の命を懸けて頭翅とミカゲの悲しき魂を繋ごうと決意を固める。しかし、ミカゲはなおも激昂する。怒りにまかせたミカゲの攻撃。腕から伸びた茨の触手がミコノの身体に絡みつき、ギリギリと締め上げる。

アマタ「ミコノさぁぁああああん!!」

カグラ「ぐっ……逆さまァ!!」

アマタ「くらえ!」

アマタカグラゼシカ「「「三位一体パァァアアンチ!!」」」パァー

三位一体拳
ALL TOGETHER ATTACK

アマタカグラゼシカ「「「「いっけぇぇええエエエ!!!」」」

3人の力によって繰り出された新たな必殺技により、AAQの左腕を破壊することに成功したEVOL。当然ここで止まるハズもない。

アマタ「ミコノさぁぁああああん!!」
カグラ「シルフィぃぃぃいいいい!!」
ゼシカ「ミコノぉぉぉおおおおお!!」

ミカゲ『笑止ッ!!』

しかし、もう少しのところでAAQの両肩の紋様から極太のビームが照射される。反応の遅れたEVOLはそれを直撃してしまい、装甲板が次々と剥がれていった。

アマタ「うわぁぁあああああ!?」

ゼシカ「ぐっ…焼け焦げちゃう……!!」

カグラ「ぐゥ……!!」

アマタ「諦めるもんかァ…俺はあの日、母さんを見送った!それを後悔し続けてきた!でも、やっと分かった!それは…一万年と二千年前、俺が置き去りにしたシルヴィアの、ミコノさんの哀しみ!その気持ちを知るため、こうしてまた生まれてきたんだって!」

ミコノ「っ!」

アマタ『だから今度は“見送らない”!お別れなんか言わない!愛する人と一緒に!ミコノさんと一緒に!!この世界を守りたいんだぁぁあああ!!!』

ミコノ「アマタ君!!」

ミカゲ『ぐぅ…!このォ、翅犬如きがァ!!』

ミカゲの怒号と共に再びAAQの太陽の翼が輝きを放った。ただでさえボロボロの状態での追撃、さしものEVOLといえど今度は耐え切れずに吹き飛ばされてしまう。

ゼシカ「くぅぅぅぅうう!!」

カグラ「ぐっ……くッ!!」

アマタ「ぐっ…ここまでなのか……ここまでェ!!」

―――
ネオ・ディーヴァ 司令部

メイ・チャン「アクエリオン、合体解除!」

オペ男「エレメント、バイオレベル著しく低下!」

サザンカ「このままじゃ、アマタ達が…」

―――
AAQ内部

ミコノ「……アマタ、くん…」

ミコノの見つめる先には、見るも無残な姿に成り果てたEVOLの上半身が揺蕩っていた。

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