おまーが軽い内にさっさと病院に行かんかったからじゃろがいッ！！
アルシエル「あ、あの…もう一度確認したいのですが…、この国民健康保険利きますよね？」ｶﾞｸｶﾞｸ
ナースさん「大丈夫ですよ！ それじゃあ、後もう一本打っておきます～♪」
アルシエル「いや結構ッ！！」
軽い内に検診と薬代、酷くなって点滴と入院、はたしててどっちが安くついたのか。目先の金にばかり執着したとある智将の末路。
アルシエル「あのぅ……大丈夫ですか？」
アルシエル「………警察？ いったい何が…？」
アルシエル「ッ！？」ｸﾞﾌｩ!?
アルシエル「かッ…！？ お、オルバァ……？！」ｶﾞｸｶﾞｸ
禿げ「フン！」
アルシエル「ば、バカな……」ｶﾞｸｶﾞｸ
ナースさん「馬鹿はあなたです！ おなかですか？ ぽんぽん痛いですか？」ﾌﾟﾝｽｶ
ぽんぽんｗｗｗちなみにこれ、お腹のことです。もしかして方言かしら？
禿げ(ヴィラ・ローザ笹塚……フン♪)ﾆﾀｧ
サリエル「……」ﾋﾞｰﾑ
エミリア「きゃぁぁあああああ！！」
エミリア「あぁぁああアアア！！」
エミリア「実体化しないんだから仕方ないでしょぉ…。きっと、聖剣の方が拒否してんのよ…」ｶﾞｸｶﾞｸ
サリエル「聖剣は本来、人の手にあってはならないモノ。我々の手に取り戻さなければならない。これは天の総意だ」
だったら何故、天使ライラは娘のエミリアに聖剣を与えたのか。それとも偶然か？
サリエル「そういうワケにはいかない。彼女は貴重なサンプルだ。異世界人で魔王を魔王と知りながら、魔王を慕う人間…」
エミリア「こンの変態……！！」
サリエル「光子力ビームッ！！」
エミリア「きゃぁぁあああああ！！」
エミリア「あぁぁあああアア゛ア゛！！！」
そろそろ勇者さま死んじまうぞ……(滝汗)エミリア「きゃぁぁあああああ！！」
エミリア「あぁぁあああアア゛ア゛！！！」
サリエル「女性がそんなはしたない声をあげるのはよくないね～。どうせならもっとお淑やかな声で……ん？」
サリエル「……あはぁ♪ 虫が一匹紛れ込んだみたい♪」ﾆﾀｧ
サリエル「せっかく来たんだから歓迎しようじゃないか。なあベル？」
ベル「ッ……」
サリエル「今の魔王なら君一人でも十分倒せる」
メインキャラのLVとかパラメーターとか知りたいな。ドラクエ的にどれくらいの強さなのか。サリエル「せっかく来たんだから歓迎しようじゃないか。なあベル？」
ベル「ッ……」
サリエル「今の魔王なら君一人でも十分倒せる」
エミリア「本当に……それでいいのね？」
ベル「っ……」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
サリエル「何を悩む？ 訂教審議会の象徴天使である僕が、君の行いの正当性を保証しよう♪」ベル「っ……」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
サリエル「行きたまえ♪」
こいつがあのクズ教会のトップか…。てっぺんがクズならそりゃ下もクズなハズだわ…(滝汗)
ちーちゃん「……鈴乃さん、どうして…？ どぉしてぇ……？」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
ベル「ッ……」ｷﾞﾘｯ
ベル「……」ﾌｧｻｯ
ベル「……」ﾊﾝﾏｰﾄﾞｰﾝ!!
ちーちゃん「なにそれこわい」
…頼む……助けてくれ…
もう誰も犠牲にしたくない……
サタン「邪魔くっせェなァ…！ はぁぁァァァ…！！」ｽﾞｺﾞｺﾞｺﾞ
サタン「よっこいしょォ！！」ｿｹﾞﾌﾞ!!
＼ピシ…ピキピキ…／
サタン「あぁ……しんど(汗)」
＼ズゴォォォオオオン／
サタン「おわぁぁあああたたたったァ？！」
サタン「何だァ！？……鈴乃、か…？」
デュラハン号「」ﾁｰﾝ
サタン「お前何してくれちゃってんのォ！？ デュラハン号に何か恨みでもあんのォォォ？！」
デュラハン号逝ったぁぁああああΣ（￣□￣；）！？
デュラハン号を直すという選択肢は……、いや、もう何も言うまい( ノДT) ｸﾞｽｯ
＼ズゴォォオオオン／
サタン「うわぁぁああたたたっ！？」
サタン「ま、待て！？ ちょっとォ？！」
魔王さま大ピンチなのに、なんかほっこりする構図だな(*´д｀*)
サタン「……」ｺﾞｿｺﾞｿ
ベル「……ふぇっ！？」ﾋﾞｸｯ
ベル「なな、な、何をやっているんだ…///」ｶｧｰ///
サタン「……」ｺﾞｿｺﾞｿ
いったい何をなさってるんですか魔王さまΣ（￣□￣；）！？ベル「……ふぇっ！？」ﾋﾞｸｯ
ベル「なな、な、何をやっているんだ…///」ｶｧｰ///
サタン「……」ｺﾞｿｺﾞｿ
サタン「……よ～し！ 待たせたな！」
ベル「……なんのつもりだ///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ
サタン「フン！ 働いてないテメェには分からないだろうな！」
サタン「魔王城にそんな余剰資金は無ェッ！！」ﾄﾞﾔｯ
ベル「フザけるなァ！！」ﾌﾞﾝｯ!!
訂教審議官さまがおもいっきり暗殺ハンマーを振り上げた！！ベル「フザけるなァ！！」ﾌﾞﾝｯ!!
サタン「ぐぁぁぁぁあああ！？」ﾋﾞﾘﾘｯ
サタン(パンツ)「お前がやったんだろ！？」ｶﾞｰﾝ
そもそも脱ぐからやろがーい！！
ベル「えっ」
サタン(パンツ)「当たり前だ！ どこの世界に、突如隣に引っ越してきて、男所帯を甲斐甲斐しく世話焼く大和撫子がいるんだ！」
ベルよかった！ 自分だけでなく、ちゃんと他人からもそう言ってもらえた！
ルシフェル「お！ 鈴乃が作ったのまだ残ってた…」ﾊﾟｶｯ
ルシフェル「……ちょっと聖法気臭いけど、まいっか～♪」ｸﾝｸﾝ
ってか聖法気ってｗそりゃアルシエルにとっては猛毒なハズだわｗｗ
ベル「ッ……違う！！」
サタン(パンツ)「目的のために手段を選ばねーってんならお前……」
ベル「黙れ！」
サタン(パンツ)「一緒に富島園へ行ったり、バザーの準備したり、せっかく仲良くなった恵美やちーちゃん巻き込んで、恥ずかしくねェのか！！」
ベル「黙れェェェェ！！！」ﾊﾞｯ
訂教審議官さまは暗殺ハンマーを大きく振りかぶった！！
ベル「……馬鹿な！？ な、何故だ？！」
サタン(パンツ)「ッ…結界破りに魔力をほとんど使っちまったんだよォ…」
サタン(パンツ)「ッ…結界破りに魔力をほとんど使っちまったんだよォ…」
ベル「…無駄だ。今のお前に勝てる相手ではない……」
サタン(パンツ)「他に誰か仲間がいるのかー？」
ベル「……大天使サリエル様だ」
ベル「サリエル様は…月に近づくほど力が強くなる。魔力の無いお前では、万が一にも勝ち目はない…」
魔王さま、身体ほぐすのはいいんですが、その格好で女性の前でそんな体操するのはやめてください(滝汗)
ベル「え……何故、そこまでする…？」
サタン(パンツ)「ちーちゃんは、俺が守るべき後輩で、大切な部下だ！」
ベル「……何をだ？」
いや、違う方向で恥じらいを持ってくださいよ…。捕まりますよ？
サタン(パンツ)「俺がサリエルを倒すこと」
ベル「ッ！！」
ベル「わ、私は……」
サタン(パンツ)「ま、どっちでもいいけどな！」ﾀﾞｯ
……何故、悪魔のクセにそんなことを言うんだ…
…何故あなたが魔王なんだ……
魔王にそんなこと言われたら……
ベル「……私だって、恥知らずのままではいられないではないか！」
訂教審議官さまの心変わりｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ !!!!!…何故あなたが魔王なんだ……
魔王にそんなこと言われたら……
ベル「……私だって、恥知らずのままではいられないではないか！」
＼ピンポ～ン／
ルシフェル「どうだった～？ 何か問題――」ｶﾞﾁｬｯ
ルシフェル「オルバ？」
禿げ「久しぶりだな、ルシフェル」ﾆﾔﾆﾔ
ルシフェル「出所出来たんだ？ 元気そうだね～♪」
禿げ「まあな。なかなか良い暮らしぶりじゃないか」
ルシフェル「……まあね」
禿げ「……天界に戻りたくはないか？」
ルシフェル「ッ！」ﾋﾟｸｯ
禿げ「もう一度私と一緒に来い。その望み、叶えてやろう」
ルシフェル「…………♪」ﾆﾀｧ
第12話(前)感想：変態！ 変態！ と蔑みながら実は興味津々なベルが可愛すぎる(*´д｀*)ﾊｧﾊｧ
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