志麻子「どうも、私です」
堂郷「いやぁ~ほぼろさんのお好み焼き、いつ食べても旨いな~っぱは広島菜!」モグモグこの時、いきなり面倒ごとに巻き込まれ、さらにはそのまま退場させられるなど、ほぼろ焼きを食べて幸せいっぱいの堂郷は知る由も無かった。
ちも「いらっしゃ~い゛?…ませ…」
こりゃまたエライ形相ですな(´д`;)
ちも「あ~ご注文は?」
志麻子「ほぼろ焼き…10枚!」
堂郷「なっ!?」
ちなみに計¥11500になります。
堂郷「じゃ、じゃあじゃあじゃあじゃあじゃあじゃあ!僕は11枚で!!」志麻子「!?」ピクッ志麻子「じゃあ私は12枚で!」
堂郷「!?…13枚!!」
そんなことで競い合うなよ(´・ω・`)
ちも「分かったァ!ほいじゃあ20枚ずつ焼くけぇ、みんな残さず食べんさいよォ!!」メラメラ計¥46000か…ちもさんウッハウハやな!
堂郷「ま、参りました…」
志麻子「ぜんっぜんだいじょぶ…まだ喰える、まだいけるゥ」モグモグ
堂郷負けるのかよw志麻子すごいな…
りほ「タイトル:再び立ち上がるために。とか♪」カシャ
志麻子「…うぅ(泣)」ポロポロ
ちょ、どうしたいきなり(´д`;)
志麻子「う゛!は、腹がァ…く、苦し…」バタン
あぁ焼け食いなんてするから…
志麻子「うっぷ…まだ喰えるのにィ」堂郷「お前ここで吐くなよ!大切に町並みを保存してる地区なんだからなあ」堂郷もこの町のことが好きみたいだな。まぁ、たとえ好きじゃなくても近くでゲロられるのは勘弁ですがw
ちも「ごめんくださ~い」
ぽって「あ!」
ということで"
たまゆら"に連れて来ました。
祖母「2階にお布団用意しといたから、ゆっくりしておいき」
ちも「すいません急に」
さすがぽってのお婆さん、懐の深さが海溝並である。
ちも「今夜は、うちもここ泊まるけぇ」
堂郷(!?)ピクッ
さよみ「私も付き合う~♪」
楽しそうだなさよみ…
堂郷「じゃあ俺も!やぁ~楽しいよなぁお泊り~貝は牡蠣n」
さよみ「堂郷!Back to your home!!」
いくらなんでも堂郷デリカシーないわー。引くわー。
ちも「おやすみなさい
」 堂郷「あ…おやすみ、なさい…」ソロソロ
だんだんと堂郷の扱い方わかってきたようだなちもさん。
ぽ・し(…すげェ!)
志麻子「う~ん…く、くるしい…」ウップ
次の日。またも彼女は腹が限界でぶったおれていました。
たまえ「朝ごはんも昼ごはんもたくさん食べて、それにスイーツも…」志麻子、どんだけ食うつもりだ(´д`;)
のりえ「なんなのその食いまくり状態は…」
麻音「さぁ…」
4人が呆然と立ちすくんでいると外から聞きなれた声が。
まなみ「あ、志麻子!探したのよ~」
ちなみにこの二人は"憧憬の路"の回で登場した人達です。
まなみ「私、保志まなみと言います」
まなみ「んで、彼女は飛田志麻子」
かおる「あ、塙かおるです」ペコリ
のりえ「岡崎のりえです~♪」キャッキャ
麻音「桜田麻音です」
のりえ「で、で、告白は出来たんですか、あの後?」まなみ「うん。まぁ一応、頑張ったから志麻子は。でもね、志麻子は中学の時からずっと想ってたんだけど、向こうは…友達としか思ってなかったって…」ちも「そりゃ焼け食いもするわぁ」そして話題は告白の件に移行したが…失恋しちゃったかぁ。
麻音「…実は人に言えない事情があったのかも。知り合いの女性が謎の組織に追われていて…」麻音さん?
麻音「リオデジャネイロに逃げなくてはならないから」
かおる「なんでリオ?」
おーい麻音さーん?あ、ちなみにブラジルの首都は"ブラジリア"です。
麻音「あぁでも実は交際を断わったのは、彼が悪いことに手を染めてて、それで「君を巻き込むことはできない」とか、ちょっと気がある素振りをして保険金をかけようとしたこともあったかも。そして悪の道にずぶz…」ブツブツのりえ「麻音~帰ってこ~い…」ほとばしる妄想力。素晴らしいぞ!君には(違う意味で)才能がある!!
さよみ「まぁ~まぁ~過去のことなんてどうでもいいじゃない♪」
さよみ「大切なのはこれからよん
」 いつもポジティブなさよみさん。こんな性格だったらストレスも溜まり難そうだな。
さよみ「つ~ことで、パァ~っと遊びに行かない?ドライブとか!!」5人「!?」ビクッ
ちも「うち、仕込みがあるけぇ」ピュー
かおる「あ゛、逃げた…」
さよみ「さぁ逝くわよ♪」
ちもさんも体験したんだな。あの惨劇を…
志麻子「ぎょわあああああああ!すいません、と、とめ、とめ、と、と、ととと…」さよみ「うふふ…走り出したら止まらない。それが恋よ」さよみ「恋に途中下車はないの」
さよみ「いつでもアクセルは全開!」
さよみ「それで一巻の終わりになったとしても、そのほうが生きてるって感じがしない?」さよみ「うふふ♪間違ったら引き返せばいいのよ!」
さよみェ…
さよみ「到着~♪」
志麻子「うぅ…あぅ」ウップ
さよみ「ん~…見てぇいい景色♪ちっぽけな心の傷なんて忘れちゃうわよ」いい人には間違いないんだけど、さよみェ…
まなみ「…綺麗」
志麻子「あ…うん、綺麗」
ほんとにすごい眺めだなぁ。
まなみ「志麻子!?」
志麻子「奴との写真、みーんな消してやった!」キリッ
漢らしいな志麻子。しかし、本当によかったのかそれで?
かおる「い、いいんですか?」
志麻子「うん。ここに来たらさ、な~んか吹っ切れちゃったぁ」
まなみ「…」
志麻子「私を撮って。スッキリした私を!」
まなみ「…たぶん、私が撮るとかなしそうな志麻子しか写らないよ」
志麻子「え?」
まなみ「志麻子はいつも強がる。でも私には分かる。志麻子が撮った写真には、そういう気持ちちゃんと写ってるもん」まなみ「たまには、おもいっきり泣けばいいのに…かなしい時は、かなしいって言えばいいのに…」まなみ「どれだけ志麻子が彼のこと想ってて、どんな想いで気持ちを伝えたか…私知ってるよ」志麻子「…」
まなみ「だから…私にも気持ちぶつけてくれていいのに」
志麻子「まなみ…」
いい友達だなぁ。こんな親友なかなか作れないよ( ノДT)
まなみ「この子と私は、いつも志麻子の味方だから」
志麻子「まなみ、やっぱ…私のこと撮って。まぬ゛けなわだしの泣き顔…」まなみ「マヌケなんかじゃないわ…綺麗よ。」カシャ
まなみ「素直な、可愛い志麻子が写ってる」
かなしいはずの泣き顔が眩しくて輝いて見える。カメラの不思議がまたひとつ、なので。
第9話感想:大人の友情というものを見せ付けてくれた回でした。「泣き顔を撮ってくれ」こんなこと、本当に信頼している友達にしか頼めないですよね。あ~私も学生時代にもっと遊んでおけばよかった…
なぁ、そう思うだろ?ももねこ様よォ…
スポンサーサイト
(この一行は、各記事の最後に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)
さよみさんがドライブを提案したとき、ちもさんが逃げたのは面白かったw
ちもさんも、あの恐怖のドライブを体験したことがあるんでしょうね……
それから、相互リンクのお誘いありがとうございました^^
こちらもリンク貼らせていただきました~
これからもよろしくお願いします。